Oracle12cR2をインストールしていく3/4【自宅検証用】
今回は3/4という事で、OracleDBをインストールしていきます。
久々のインストールで、少し失敗しました。
その点についても書いていきます。
というか先に書いておきますね。
それでは書いていきます。
ホスト名に_(アンダースコア)がダメだった
本番環境でもあまり気にしていませんでしたが、_(アンダースコア)ってホスト名では禁止文字なんですね。
検証とかで適当に使っていましたが、Oracleにエラーではじかれました。
これは別にOracleだからダメという話ではありません。
使うならハイフンにしましょう。
めんどくさいので、とりあえず今回は以下に修正しました。
[root@oracle12c ~]# hostnamectl set-hostname oracle12c [root@oracle12c ~]# shutdown -r now
Oracleインストール
それではインストール作業をしていきます。
OUIを使うので、oracleユーザでログインします。
以下の通り、xhostのアクセスを許可して、文字化けが面倒なので環境変数LANGを設定します。
[root@oracle12c ~]# xhost + [root@oracle12c ~]# export LANG=C [root@oracle12c ~]# /tmp/database/runInstaller
正常にOUIが起動すると以下のように表示されます。
画面内のチェックを外します。(個人でMOS使える人はいないと思いきや、実は会った事あります)
警告が出ますが、そのままYESで先に行きます・
インストールタイプですが、データベースはDBCAで作成するので、今回はsoftware onlyを選択します。
今回はデータベースはシングル構成なので、1番上を選択します。
RACを構成する場合は、真ん中でRAC One Dodeであれば一番下です。
そのうち、RACも方も書いていきたいと思います。
言語は英語と日本語を選択します。
Englishしかない場合は、Japaneseで探して追加しましょう。
今回はエンタープライズエディションでインストールしています。
SEの人はSEを選択しましょう。
Oracleベースとソフトウェアのインストール先の指定です。
これは本番環境でも変えた事はありません。
前はdbhome_1とか謎に_を付けられていたので修正していましたね。
インベントリディレクトリも変更しません。
そのまま先に行きます。
Oralceの機能で、それぞれOSグループが割り当てられます。
ここは手順通りで問題ありませんが、差分がある場合はOS設定を確認しましょう。
本当なら事前チェックが走りますが、全て正常なのか最終確認画面に来てしまいました。
2/4で書いたカーネルパラメータやリソース制限にミスがあると修正を求められます。
今回はないのでそのままインストールします。
正常にインストールが開始されました。
あとはrootスクリプトを待ちます。
少し待つとrootスクリプトの実行を求められます。
ちなみに私の環境はSSDなのでインストールもめちゃくちゃ早いです。
rootスクリプトを実行していきます。
順番はかならず守りましょう。
[root@oracle12c ~]# /u01/app/oraInventory/orainstRoot.sh Changing permissions of /u01/app/oraInventory. Adding read,write permissions for group. Removing read,write,execute permissions for world. Changing groupname of /u01/app/oraInventory to oinstall. The execution of the script is complete. [root@oracle12c ~]#
[root@oracle12c ~]# /u01/app/oracle/product/12.2.0/dbhome/root.sh Performing root user operation. The following environment variables are set as: ORACLE_OWNER= oracle ORACLE_HOME= /u01/app/oracle/product/12.2.0/dbhome Enter the full pathname of the local bin directory: [/usr/local/bin]: Copying dbhome to /usr/local/bin ... Copying oraenv to /usr/local/bin ... Copying coraenv to /usr/local/bin ... Creating /etc/oratab file... Entries will be added to the /etc/oratab file as needed by Database Configuration Assistant when a database is created Finished running generic part of root script. Now product-specific root actions will be performed. [root@oracle12c ~]#
OKを押すと正常に完了します。
クリーンインストールで安心しましたね。
Oracleの再インストール地獄ほど嫌なものもないですからね。。。
今回はOracleソフトウェアのインストールまでです。
次回はリスナーの作成・データベースの作成・プラガブルデータベースの作成をしたいと思います。